日本の食べ物の環境をよくするために、私たちは何ができるか?

食糧危機が言われはじめて時間がたちますが、現実味を帯びてきたように思います。
飽食の時代に育ち、食べ過ぎ、太りすぎ、食をセーブする等々、私にとって食糧危機は絵空事でした。でも今回、食育コンダクター講座に参加し、日本の食の現状を知り、ため息と失望感に陥っています。

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農薬、化学肥料、除草剤不使用

私がこの講座に参加したのも、農薬・化学肥料・除草剤不使用の安心安全な野菜を作っている農家さんの支援をしているからです。
販売支援をしようと思ったのは、私自身が震災後、軽い気持ちで服用していた向精神薬により脳の障害になり、その時初めて、日本の薬漬け医療の実態を知ったからです。


さらに仕事柄、教育に携わっていて、子どもたちの精神疾患、発達障害などの異常な増え方に違和感を持っていたことが理由です。
 
食べ物にてんこ盛りに入っている添加物、化学物質。日本は世界一の添加物が許されている国だと知りました。他国が添加物を禁止すると、日本はその薬を許す。なんで!!
農薬使用量と発達障害の相関するグラフをみて、驚きと落胆でした。「医療を発達させる前に食事だろう!」という憤りがあります。

スイスの食教育


そんな時に知ったスイスの食教育のありかた。スイスは教育の中で、「自国の食を守るために、少しぐらい高くても、自国の○○おじさんの作った野菜を食べよう」と小さい頃から子どもたちに教育し、自国の食の安全を、自給率を守っているというのを聞きました。素晴らしいことだと思いました。

食の安全を学べる講座

しかしながら、そのようなことは日本国に頼っても無理だと思います?なぜなら、日本は敗戦国だからです。

でも個人レベルでは拒否できるはずです。買わなきゃいいのですから。消費者の需要が変わってくれば、少しずつでも供給する側が利益のために、食の安全を商売にするようになるのではないでしょうか?

よって草の根ですが、今回のような講座などを通じ、大人から食の安全について、少しずつ広げていくことが大切なのではないでしょうか?といっても小さな一歩ですが…


安いものを買うことで、将来の医療費がかかる。医療費がかかるだけなら…ですが、自分が病で苦しむことになる。結果、プラスマイナスすると大きなマイナスであることを大局的に伝えられるといいですよね。


私自身7年間という長い間、薬漬け医療で苦しんだことで、本当に身体に入る化学物質の恐さは深刻だと感じています。

農薬は虫の脳の神経を狂わすもの、人間の脳の神経は狂わないのですか?これだけ発達障害、精神疾患(脳の神経疾患)が増えていることは無関係?


私たち身体の健康の要である腸、腸内細菌バランスを崩してしまうのが抗生物質だと聞きました。抗生物質の乱用は結局、身体の大切な腸を弱らせてしまうと。今回の講座で、「鶏が簡単に太るから鶏の餌に抗生物質」と聞いて、あまりにも安易な考えに驚いています。

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この記事を書いた人

石巻の食育コンダクター。食の安全、日本の食が守られることを応援している。

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